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これまで、私は

「悩みを相談してもらえる人になりたい」

「相談してもらった悩みをズバッと解決できる人になりたい」

と思っていました。

 

思っていましたが、現実はどうだったか・・・?(察し)

 

 

まずもって、悩みを相談される人というのは、得てして「聞き上手」らしい。

対してワタクシ、話し上手ではないけども、喋るの大好き。歩くスピーカーか、ってくらいに。

そもそも人の話を聞けず、自分ばかり話そうとする私に「悩みを相談しよう」などという奇特な御仁はいないわけで。

でもたまーに、奇特な人がいるんです。こんな私に悩みを打ち明けてくれる人がいるんですな。妻とか。

で、話聞いて自分なりに考えるんですが、出てくるのは「自分ならこうする」って類の話。

んー、なんでこんな月並みなことしか言えんのやろう、と自分でも思うのですが、先日拝見したオルタナティブブログの内容でハッとしました(リンクしようと思ったけど記事が見当たらなかった)。

要約すると、

 

この地球の外には宇宙があり、宇宙の外には別の宇宙がある。

そんなこと我々一般人は気にもしていないけども、宇宙論学者や天文学者はそのことについて日々悩み、研究している。

先日、同僚がスーザン(だったか)というメル友の女性が好きで、愛を伝えたいと言ってきた。

しかし聞いてみるとそのスーザン、

「実はもう1人素敵な男性がいて、ディズニーランドに連れてってくれるとか、ミラコスタに泊めてくれるとか、テレビ業界で働いているから大好きなエグザイルに会わせてくれると言ってくれているの」

などと言っており、

「なんとかエグザイルとコネを作れないですか」

と私に無茶なことを言ってくる。

これはどう考えても騙されている。誰がどう見ても騙されている。なぜ同僚は気付かないのだ。

「お前は騙されてるぞ」

と言ってやりたかったが、彼にとってはスーザンは愛の対象であり、愛は盲目、他には何も見えない状態で

「お前は騙されているぞ」

などと言われても受け入れられるはずはないし、スーザンに魅了されていない私が

「お前は騙されているぞ」

などと言う資格はあるのか。

ならば私もスーザンに魅了されてみよう、と連絡先を聞いて連絡を取り合った結果、なるほどスーザンは非常に魅力的な女性で、同僚が好きになるのもよく分かる。事実私も魅了されており、なんとか同僚よりも優位な立場に立ちたいと思った時に

「○○さん(同僚)はディズニーランドに連れてってくれてミラコスタを取ってくれるの。それに大好きなエグザイルにも会わせてくれるの」

 

なにー!同僚よ!いつの間にエグザイルと知り合いになったのだ!これは負けてられん!

「新幹線代は払うからこっちに遊びにおいで」

と伝えたところ、

「Amazonギフトカードでお願い」

と言われ、最近はAmazonギフトカードで新幹線やに乗れるのか、しかしAmazonギフトカードの送り方など知らないから、なんとか銀行口座でお願いできないか、と伝えたところ

「○○銀行 ××支店 口座番号xxxxxxxx オオイシ タケシ」

お前タケシじゃねーか!!!

というオチまでついて、悩みというのは当事者にしかわかりえないことで、同じ状況になったこともない外野がああしろこうしろと言うものではないなと痛感しました。

 

とまあこんな感じ。長くなったけど。

 

上記に書いている通りで、悩みというのはその人がそういうステージに到達しているからこそ発生しているのであって、そのステージを経験していない人には到底分からないことであり、その悩みに対して「こうすればいい」「それはダメだ」などと言えるはずもないのですな。

私が悩みを聞いても的を射た答えやアドバイスを出せないのは、そういった悩みを経験していなかったり、今まで想定もしてこなかった経験不足からなる事実であり、そういった人間に、悩みに対して何かを語る資格などないと感じたので、悩み相談に嬉々として乗るのはやめようと思ったという話でした。