アジングにおいて、みなさんが重視するラインの特性とは何でしょうか。
強度?
感度?
細さ?
PE
フロロカーボン
ナイロン
と群雄割拠のアジングゲームにおいて、突如として現れたエステルライン。
このエステルラインが、アジングを変えたのではないか、と個人的には思っています。
同じエステルラインでも、
34 ピンキー
TICT ジョーカー
バリバス アジングマスター
が三大巨頭といったところでしょうか。
他にもラインシステムズのアジングPETやよつあみアンバーコード等々がありますが、上記3大巨頭に、遅ればせながら切り込んでいった鯵の糸。
2016年6月現在、ボクの中でのアジング用エステルラインは、鯵の糸一択です。
今日はそんな鯵の糸のインプレを。
ラインナップ
0.2号から、0.05号刻みで0.35号までのラインナップがあります。
0.2号
0.25号
0.3号
0.35号
参考までに、ですが、各社ラインナップを比較できる表を作ってみました。
同じクラスの強度を同じ色でハッチを掛けています。
アンバーコードが頭1つ抜けているかな、という印象ですが、アンバーコード0.175号に関しては、線径を見てみると鯵の糸0.2号と同じですので、スペック的には鯵の糸0.2号とアンバーコード0.175号は並ぶ形になりますね。
さて、こうして並べてみると、0.2号クラスは各社0.4~0.5kg程度で揃っています。
じゃあ鯵の糸を実釣で使ってみた感想は?というと。。。
「どれよりも強い」
がTKTN的感想になります。
ここで
「強さってそこまで重視するか?」
という疑問を持たれる方も多いと思います。
TKTN的には、エステルラインにはまず強さを求めます。
なぜか?
細くできるからです。
ライトゲーム、特にアジングは晩秋から厳冬期に行うことが多い。
日本海側にお住み(もしくは釣行)の方にはよくわかると思うのですが、晩秋から初春に掛けて、日本海側では強い北西風が吹きます。西高東低の冬型気圧配置ってやつですね。
そういった場面で0.4g~1.5gのジグヘッドを使用するときに、ラインが風(や潮)の抵抗を受けてしまっては釣りになりません。
ラインがはらむことによって、操作性は落ち、感度も鈍ります。
リグからロッドに対してinputされる情報が極端に少なくなります。
なので、TKTNがアジングをする際は、ラインはとにかく細く、という考えがあります。
では細くして風(や潮)の抵抗の影響を緩和して得られる「リグの操作感・感度」のトレードオフになるものは?
そう、強度です。
特に伸びの少ないエステルラインは、細くすることで強度がガクンと落ちます。
強度が落ちることで、
キャスト時のラインブレイク(3g等の重いリグを使う場合)
根掛かり時のラインブレイク
アワセでのラインブレイク
抜き上げ時のラインブレイク
いろんなラインブレイクのリスクが付きまとうことになります。
上述の表では、0.6号のエステルラインは1kg程度の引張強度を持っていますが、これがPEラインなら、軽く3kgはあるところです。
ではなぜPEではダメか?
風に弱く、かつ腰がなさすぎるからです。
PEラインでは、ライトリグを操作した際にラインを直線に保つことが困難で、そうすると操作感や感度が以下略です。
伸びがない(感度が高い)
ある程度コシがある(操作感向上)
ということが、エステルラインをアジングで用いる際のメリットになるわけですね。
鯵の糸の強度に話を戻します。
前述の通り、他のラインよりも強度は高いように感じました。
感覚的には、鯵の糸0.2号は、
アンバーコードの0.25号やピンキーの0.3号くらいの強さを持っているように思います。
なので、ピンキーやジョーカーの0.3号クラスを使える方は、問題なく鯵の糸0.2号を使用できると思います。
目安として、0.2号で尺アジの抜き上げは可能です。
また、強度以外の特徴として、ラインがややしなやかだと感じました。
これはメインで使用しているのが0.2号と細いこともありますが、0.3号でも同様にしなやかに感じました(0.2号で事足りるのであまり使用頻度はないのですが)
コシがあるエステルラインの中でも比較的しなやかなことで、ライントラブルが減りますね。
また、240mという長さ設定もナイスですね。
0.2号ならシマノ 1000番や2000Sスプールにピッタリ収まる長さです。
0.3号でも、2000Sならなんとか入ります。
120mで赤いマーカーもついており、半分の120mずつ使うもよし。
個人的には、細いラインはなるべく長く巻くことをおすすめしますが。
(たとえば残り50mで交換するとして、150mのラインなら実質使える長さは100mですが、240mの長さなら190m使えます)
ちなみに、このラインはアジングに使用することをおすすめします。
特に細いラインナップに関しては、比較的強いということを前提に置いても、ドラグを締めてのファイトにはリスクが伴うので、根に突っ込んでいくメバル等に使うのはちょっときついです(もちろんサイズによりますが)
最後に、前述の表のラインはすべて使ったことがあるので、鯵の糸以外のラインの簡易的な感想を。
アンバーコード:比較的弱いように感じた(0.2号、0.25号)
ピンキー:ものすごく伸びる。弱い。
ジョーカー:特に特徴を感じない、標準的なエステルライン
アジングマスター:一度負荷を掛けるとライン強度が一気に落ちる
といった感じです。
鯵の糸の使用用途としては、アジを対象として
余裕を持って(ドラグをやや締めて)ファイトするなら
~30cm:0.2号
30~35cm:0.25号
35~40cm:0.3号
40cm~:0.35号
といった感じでしょうか。
ドラグを緩めに設定して時間を掛ければ、0.2号ですべて対応も可能ですが、40cmクラスを0.2号で相手するにはかなり時間を要する、ということは付け加えておきます。